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またまた住職さんに教えられました。「会釈」の本当の意味。海外にはない日本独特の礼 [雑学]

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最近、仕事がらお寺の住職さんとお話しする機会が多々あり、日本の歴史文化が好きな私は、最近よく雑談として興味ある事を質問させて頂いてます。
今回は「知らない内に使っている仏教用語でおもしろいネタないですか?」と聞いてみました。

すると、「仏教用語だけど本来の意味とは違う形で使われている言葉で「会釈」があるよ」。
と教えてくれました。

皆さんは「会釈」と聞くと何を思い描かれるでしょうか?

一般的にはちょっと頭をさげて軽くおじぎをすることを「会釈をする」といいますよね。
しかし仏教用語として会釈はもっと深い意味があるそうです。

「一見矛盾している事柄、それらの相違点を掘りさげ、その根本にある、実は矛盾しない真実の意味を明らかにすること。」

これを会釈と言うそうです。

その後、会釈は「矛盾に対して思い合わせて、納得できるような解釈を加えること。」と意味が簡略化され、

「いろいろな方面に気を配ること。」→「儀礼にかなった対応。」などの意味の変化を経て、今のような行動を指す言語になったのだそうです。

「矛盾に対して矛盾しない真実の意味を明らかにする」ってかなり崇高な感じがしますね。

でもこれを知ると日本独特の会釈は、言葉なくとも相手を察するという非常に深いコミュニケーションだと改めて気付かされます。

日本独特の礼儀。素敵です!!




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